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大学1年から、四年間続けてきた塾講師バイトも、今日で最後です。
本日受け持つのは全員高校生。 個別指導は毎度ゲームの話題で盛り上がる(おい) ボーイッシュでかなり楽しい女の子。 授業は(といっても二人だけど)バイト開始当初に受け持った 現在高2の男女。彼等とも長い付き合いです。 そう考えると感慨もひとしお……と思うのだけど、 意外とそうでもないんだな~これが。 何せ徒歩5分の近所ですから、会いたくなくてもそこいらで会うのです。 一昨年卒業した(今日教える高2と同学年の)少年は、 この前駅で「よぅ!何してんの?」と背中叩いてきました。 今更タメ口にはつっこまないが、何かもうちょっと言いよう ってもんがないだろうか……。 これからも近所を歩くときは、彼等にばれないよう注意が必要です。 昨日もバイトがありました。中学生の授業は、昨日がラスト。 授業…とは名ばかりで、試験直前のため 試験勉強をするのを監督するだけ。 質問攻め、コピーぜめ、雑談ぜめにあうので、 これはこれで面倒なものではあるのですが……。 で。 最後だというのに相変わらず喧しい少年達は、 こっちを注意しているうちに、あっちが騒ぎ出します。 ぐあああ、手に負えん! そこへ入ってくる塾長。 「いいからいいから、こっちおいで~」と 笑顔で連れ出される最も五月蠅い奴。震え上がる一同。 嗚呼、何やってんだか……。 隣の教室に連れて行かれてしまった五月蠅い奴。 流石にみんな声のトーンは落ちたものの、 相変わらずくだらない話したり落書きしたり。 隣の教室も硝子越しに見えるため、寝出すと注意しに行ったり。 嗚呼もう、面倒くさい。 みんなさぁ……今年度ラストの授業なんだよ。 ちょっとは真面目にやって頂戴よ……。そう嘆くと、 「あ、そっか!二月最後か!」 「へ~。ってことは先生、三月までバイバイだね。」 いや、三月もへったくれも……私、明日でやめますんで……。 「え!?なんで!?」 なんでって言われても……就職しないとならないし。 「え!?これバイトなの!?」 「うわーん、さみしいよう」 「うん、さみしいねえ。えーんえん。」 はいはい、棒読み三文芝居ありがとう。 ショートコントはいいから、早く試験勉強しろっての。 「先生さぁ、就職ってなにやるの?」 う~ん、なんていうか……販売? 「え~、向いてないよ。」 はっきり言うな。自分だってちょっと心配なんだぞ。 「バイトの方がいいんじゃん?お金高いんでしょ?」 「そうそう、二時間突っ立てて、ゲームの話してりゃ金貰えるんだから。 こっちの方がいいって!」 ………お、お前等なぁ……。 私のした話、ゲームの話しか覚えてないだけだろ! ちゃんと授業もしてるっての! 今日は授業がないから突っ立てるように見えるだけ! 大体さっきからせっせと問題用意してやったり、 質問に答えて解説してやったりしてるのが見えてないの!? 「………。あ、そっか。」 思い出したように言うなぁぁぁぁあああ!!!!ぜぃぜぃ…… そこへ隣の教室送りになった奴が、こつこつとドアを叩いてきます。 「……何?」 「先生、俺家庭科の勉強したんだ~。 みて、消しゴムのみじん切り。 ちゃんと横、縦トントン…って切ったんだ~。凄いでしょ?」 ………。 もうお前等は一生そのテンションで生きていくがイイさ……。 まぁろくな思い出のないバイトだけど、 長くやってきたのは事実。 最後くらい気合い入れて………くだらない話をしよう。 PR |
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